日本の葬儀料金はかなり高額

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東京納骨堂葬儀・葬式

日本のみならず葬儀は人が亡くなった時に行われる当然の儀式とされているものですが、そこで請求される料金については国・宗教によってかなり大きな違いがあります。まず日本の葬儀料金の平均は約200万円ほどであるということを踏まえた上で海外の状況を見てみると、経済的に近しい国家であるアメリカは約40万円ほどとなっています。この時点で既に160万円もの差があるため「アメリカが特別安いのでは」と思う人もいるでしょうが、このアメリカの金額は日本以外の国から見ると高額だと扱われている方です。イギリスの場合は約10万円、ドイツは約20万円と先進諸国を見るとアメリカよりさらに安いのです。

ではどうして日本の葬儀料金はこうも高くなってしまっているのか、その理由にはいくつかのことがあります。ただ最も大きいのは「葬儀自体がビジネス化している傾向がある」ということでしょう。日本における葬儀の9割以上は仏式で行われているわけですが、この際には戒名・読経などで寺院に対して代金を支払います。名目上はお布施や心付けといった名前になっていますが、その実態は寺院に支払うサービス料であるということは変わりません。

その費用だけで既に50万円以上かかってくることが珍しくありませんし、通夜ぶるまいなどの接待飲食費は30~50万円ほどかかります。そして斎場を予約したり式の運営を業者に任せるといったことになると、簡単にその費用は200万円近くなるのです。また別の理由としてはキリスト教国家では宗教に加入していることで発生する税金があるということも挙げられるでしょう。税金を普段から支払っているために宗教に関連する儀式はかなり安い価格で提供されるわけです。

どちらにせよ日本における料金相場は世界的に高い状態であるのは事実と言えるでしょう。

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